セルアニメのデジタル化
アニメはもともと制作に費用と時間のかかる表現形式。
膨大な量のセルを彩色する作業に支えられていました。
年々複雑な絵になっていくにつれ、費用、時間の両面で現場の作業量は限界に近付いていきました。
そのため多くの制作プロダクションは、海外のスタジオに作業を外注で補っていました。
そんな中、産業廃棄物の面や、材料の製造の問題などが持ち上がり、アニメーションの制作作業をデジタル化していくことになります。
一方、セルアニメの世界においても、トレース、彩色といった作業を、パソコン上に置きかえるソフトが現れます。
それが、93年(株)セルシスが発売した『RETAS!PRO』(レタス)。
『レタス』は、従来のグラフイックソフトのように多機能型ではなく、アニメ制作に特化したプロユース想定のソフトです。
『トレースマン』『ペイントマン』『コアレタス』という別機能のソフトが用意されています。